山田式の日記

健忘録とインプットしたものの感想をある程度まとめるところ

空の青さを知る人よを見たって話


腕のいいシェフが微妙な、スーパーで買った食材でオーナーとかスポンサーの意向に沿った料理を作ったみたいなイメージ。悪くはないけどもっと良くなるよなぁとも思うよねぇ、ってイメージ。


話をおさらいとか言おうと思ったけど1時間30分の映画のストーリーをまとめるのめんどくさいし何となく感想書きながら振り返ってみる。まず序盤、蒼が一人、高架下で演奏してるシーン 何となくそれだけでうまい気はするしおじょうず~って見てた。イオンシネマだから音響が悪かったかもしれないけど割と実際に触ってる感あって感動した。音響、というかおt図栗は結構好みだった。まあ音楽が個人的にダメなんですけどね。


じゃあ逆にどこかよかったところあるのって聞かれるとないんだなぁこれが。ここさけ(心が叫びたがってるんだのこと。同じ制作チームが作ってる)をこの後見たんだけどここさけはすべて必然でよくできていたのにどうしてこうなった……と悲しくなった。
作画はところどころ劇場で見るに堪えない荒い部分があったし、見せ場の空中シーンは天気の子の二番煎じ、個人的には1800円払ってまで見る価値はないんじゃないかなぁと思う映画だった。

 


 
まあ大概の前の作品が大ヒットしたところの創作物なんてそんなもんで、天気の子をきっちりと作り上げた新海誠、晩年はゴミの作品を作ったとしてもアラレちゃんの次にドラゴンボールを生み出した鳥山明がすごいだけだからそんな責めることではない。
責めることではないとは思うんだけど心が叫びたがってるんだみたいに偶然ではなく実力で作品を作り上げたってことがわかる制作体制なだけに悲しいなぁって話。
 
すべて大人の事情が悪いんだよ…